泉大津市が市民に銘柄米販売へ「5キロ3,500円」 不測の事態を想定し全国の自治体と農業連携を進める

泉大津市が市民に銘柄米販売へ「5キロ3,500円」 不測の事態を想定し全国の自治体と農業連携を進める

泉大津市では、現在我が国において大きな社会問題となっている米の価格が高騰している状況を非常事態とみなし、市民生活の安定を図る公共的目的で、泉大津市と包括連携協定を締結している東洋ライス株式会社が販売元となり、金芽米の特別販売を実施します。
泉大津市ホームページ「非常事態下における金芽米の特別販売について

※購入できるのは泉大津市民のみです
詳細な事前申込期間や販売価格等が決定次第、随時更新します

販売元 : 東洋ライス株式会社

販売方法 :オンラインと直接販売

販売するお米 : 金芽米

農業連携先から確保した
2024年産米 北海道産ななつぼし
(JAあさひかわから調達)
※使用する米袋の関係上、JAS表示欄は、オリジナルブレンド米の表記となっております。

購入対象者 : 泉大津市民のみ

泉大津市ホームページより

(注意)販売するお米は、政府備蓄米とは全く関係ありません。 
(注意)転売はご遠慮ください。

事前申込み受付開始前に、泉大津市のホームページにアップロードする予定です。今しばらくお待ちください。

不測の事態を予想し、全国各地の自治体と農業連携協定を締結してきました

泉大津市では、市内での食糧確保が困難になることを見据え、2023年3月に「安全・安心な食糧の安定的確保に関する構想」を策定し、生産地である全国各地の9自治体と農業連携協定を締結(2025年6月時点)。生産地からダイレクトにお米を調達する市独自のサプライチェーンを構築してきました。また、連携の一環として、昨年9月に泉大津市で開催されたプレ万博イベントでは、連携している自治体や民間事業者に協力を要請し、米不足が続く中、8tのお米をイベントで販売しました。
東洋ライス社とは、2022年12月に包括連携協定を締結し、これまで学校給食や妊婦に対して玄米の栄養価を多く残した「金芽米」を活用するなどの連携を行ってきました。お米の収穫状況や流通状況などから、「米不足」になる可能性があることから、今年2月、覚書締結に至りました。今後、市内で流通するお米が不足した際に、同社から「金芽米」を市民に供給可能な体制を構築しています。

「金芽米」とは、東洋ライス株式会社が持つ独自の技術により、お米の栄養と旨み成分が多く含まれる『亜糊粉層』を残したとても美味しい無洗米です。

(注意)「金芽米」は東洋ライス株式会社の登録商標です。

泉大津市ホームページより

金芽米について(東洋ライスホームページへ移行します)

泉大津市では、これまで学校給食や妊婦への健康支援として市の各種事業で金芽米を活用しています。
市内小中学校や公立就学前施設の学校給食で使うお米はすべて「金芽米」です。

学校給食の取り組みについて
全国初!マタニティ応援プロジェクト~妊婦に金芽米をプレゼント~

~新たな農業連携モデルを創出 泉大津市から全国へ~

本市では、「市民の健康増進」及び「食料危機への備え」の観点から、令和5年3月に「安全・安心な食糧の安定的確保に関する構想」を策定し、令和7年5月時点において、本市の構想に賛同する全国9自治体と農業連携協定を締結しています。
本構想では、生産地と消費地をダイレクトに繋ぐ新たなサプライチェーンを構築することで、生産地において有機栽培された農作物等の販路拡大や生産者の所得向上に繋げ、泉大津市のような消費地においては安定的な食料確保や市民の健康増進を図るなど、双方の地域課題を補完する取組みを進めています。

泉大津市ホームページより

泉大津市ホームページ「非常事態下における金芽米の特別販売について