【泉大津だんじり祭】地域をつなぐ力、子どもたちへ だんじりが紡ぐまちの絆①

【泉大津だんじり祭】地域をつなぐ力、子どもたちへ だんじりが紡ぐまちの絆①

10月、大阪・泉大津市で開催された「泉大津だんじり祭」。子どもから大人までが一体となって作り上げるこの“まちの大舞台”は、単なる伝統行事ではなく、「地域をつなぐ力」を次の世代に伝える重要な役割を担っています。

「そーりゃ!そーりゃ!」

10月12日、威勢のいい掛けや太鼓や笛の音が、まちに響いていました。

大阪府泉大津市では、毎年10月上旬に「だんじり祭り」が開催されます。“泉州のだんじり文化”の一角として知られ、市内各地区から豪華に飾られただんじり(地車)が勢ぞろいし、威勢のいい掛け声とともに街中を練り歩きます。

“だんじり”が角を勢いよく曲がる「やり回し(やりまわし)」は、この祭りの見どころのひとつ。大きなだんじりを一斉に方向転換させる迫力に、沿道からは歓声が上がります。

各地区のだんじりがその地域の氏神様をまつる神社へと入る「宮入り」では、数々のだんじりが並び、感謝と安全を祈願していました。

お菓子やグッズなどを配るイベントもあり大人から子どもまで歓声をあげながら盛り上がっていました。

取材をしていて感じたのは・・・

子ども達がすごい元気だということ!

「そーりゃ!」と大きな声を出しながら、先頭で綱をひいていたり、街中を駆け巡るだんじりについて走ったり、元気いっぱい祭りを楽しんでいました。

元気あふれる子どもたち、実は地域のつながりにとって非常に重要な役割を担っているようです。
次回の記事では、祭りの舞台で輝く子どもたちにスポットを当て、地域の未来を支えるその姿をご紹介します。
(近日公開予定)